無色の日記

無職開始の記録。

無色の日記8 退職準備 機械解体

退職願を提出してから有給取得までの5日間は私物の片付けを許されたので、大量の私物を作業部屋に持ち帰ったが、とんでもない量だった。

工具や工作機械を中心に、材料などを合わせると3tくらいあったんじゃないだろうか。

毎日軽自動車満載で最低2往復で、大量の荷物を持ち帰る。作業部屋の生活空間など今は必要ないと言わんばかりに出来るだけ奥から詰め込んでいく。

200Kgくらいのボール盤は必須だったので、何とか持ち帰るために分解し持ち帰える準備を済ませた。ここまでは大変ではあったが順調そのものであった。既に部屋の収容率は限界を超えている。

 

どうしても持ち帰れない&そこまで必要ではないレーザー加工機は出張買取とする予定だったが買取前日の動作確認でご臨終されていることが発覚、買取不可からの解体に大きな時間を割くことになった。しかも最終日前日の日曜日。

メーカー名は伏せるが、アメリカ製でネジ、ナットは全てインチだったので、まずはバイスプライヤーで外してみるが、このままでは今日中に絶対に終わらない。それどころか序盤で詰む。仕方ないので最低限運んでインチ工具を持って再開。この時はまだ昼頃だったはず。

再開するもまず六角レンチのセットの中に無いサイズのネジが使われている。インチ表記で9/64、約3.5mmである。こればかりはどうしようもないので4mmのレンチを削って何とか代用する事が出来たので作業再開。

元々100Kg以上ある機械だったので、細心の注意を払い順調に解体していって電源や基盤を解体すると、基盤は既に錆びていた。ああ悲しき定価300万。

悲しんでもいられないので、今後活用できる可能性のある部品は全て回収し、順調にすべての解体が終わったころには日はとっくに沈んでいた。

その日はその後2回だけ運搬し、最終日に1回で済ませる準備を無事終えた。

 

出勤最終日に関しては、最低限のあいさつを済ませ会社に返却するものを返し、ボール盤他全てを積んで予定通り軽自動車満載で帰宅。あとはゆっくり片付けを進める予定である。車は降ろすまでは使えないが予定通り。

 

ここ5日間は普段の仕事の倍以上疲れてかなり無理もしたので、腕も腰も絶不調ではあるが、とりあえずは予定通り事を運べた事を褒めてもいいと思う。

私物置き過ぎな事に関しては何も言えない。

 

こうして今日から有給休暇生活が始まる。まずは療養し、必要な手続き等は調べておかなければならない。

 

とりあえず健康保険は社会保険の2年継続ではなく2年目以降保険料が下がるであろう国民健康保険に切り替える予定。おそらく月25,000円程度、年間30万程度はどちらにしても必要である。