そして翌朝気付く。
自分は、弥生の白色申告の存在を知っているはず。なぜエクセルで1から作ってるの?何やってるの?
とりあえず早急に弥生の白色申告を使用してみるべきでは。動作や流れを把握した方が、青色申告に向けたエクセルの開発もスムーズなはず。
得意な方(エクセル)に流れる前に一度立ち止まって今ある選択肢を確認する重要性を学ぶいい機会と思う他無い。
ああ、眠い。
そして翌朝気付く。
自分は、弥生の白色申告の存在を知っているはず。なぜエクセルで1から作ってるの?何やってるの?
とりあえず早急に弥生の白色申告を使用してみるべきでは。動作や流れを把握した方が、青色申告に向けたエクセルの開発もスムーズなはず。
得意な方(エクセル)に流れる前に一度立ち止まって今ある選択肢を確認する重要性を学ぶいい機会と思う他無い。
ああ、眠い。
分かっててやっている訳だが無駄である気はしている。
事業を始めて初の月末である。
ギックリ腰も多少動けるようになったが、まだ本格的には動けないので、帳簿を一旦まとめる。
そう言えば今年の確定申告は社会人時代の還付があったので数日前に完了した事を記しておく。
まず来年の確定申告は白色申告を予定している。青色申告のメリットは承知の上である。
そして、申告書を作る上でほぼ必須となる会計ソフト。これが悩ましい。
会計ソフトは基本的に青色申告に対応すべく作られているのだろう。多分。
会計ソフトのメリットも重々承知している、もちろん欲しい。
事業として成り立つ収入があればソフト代も節税分で十分賄えるのだろうが、如何せんワタナベセイサクジョは収入がない。なんなら今月は0である。
ならば自前で用意すれば懐は痛まない。
で、タイトルな訳だが、白色申告用計算ソフトをエクセルでちまちま作ってた結果この時間である。ソフト代をケチったツケとも言える。
まずはテーブルでフォーマットを作って、必要と思われる仕訳帳や現金出納帳等をベタ打ちで作っていく。最低限の計算や関数は用いるがほぼ手打ち。その他の帳簿もコピペでおおよそ形にしていく。もちろん帳簿間に何のリンクもない。
次に申告に関係なく資産や通帳の残高も知りたいのでその辺も作っていく。ここまでで1ヶ月のお金の動きが分かる。むしろ今までなんとなくだったのがバレてしまうが仕方ない。
とりあえず今月分は形になったがこれを事業を続ける限り毎月やるのはとても非効率である。ほぼ同じ事を繰り返すならばマクロを組むのは当然と言える。
会社員時代にエクセルのマクロは散々作ってきたので忘れてる事を調べながらとは言え順調に月末処理を形にする。
次に仕訳帳に入力する為のフォームを作る。ここで目と肘の限界を迎える。
最終的には青色申告に対応するつもりで作ってはいる会計ソフトの再開発、メインの仕事にする訳にはいかないので夜にちまちま作ることになるだろうが、一体いつになったら完成するやら。
簿記も経理もうっすらとしか理解していないので、ソフトを作る上で理解していければこの経験も無駄ではないだろう。
なんにせよ、経理って大変なんだなと頭が下がる思いである。
そして来月こそ初売上を作らなければ。
ニートではないが語呂がいいので。
まさかこの手の記事を二度書くとは思わなかったが、なってしまったからには仕方ない。ぎっくり腰である。
時は昨日に遡る、無事初仕事を受け、午前中に支度と、完成品3本を制作し、新しい金具と樹種で試作をこなし、順調であった。
午後からも追加で2本制作し、金具の在庫切れとなりデスクワークに切り替え。
トラブっていた業者との問題も解消し、発注リストを制作。
新しい商品の説明書のデザインを形にして、名刺も途中だったので修正を加える。この時でデスクワークは4時間程。そして悲劇が。
画像の編集中に突然腰に激痛が走る。座っていられなくなり立ち上がった所でもう一撃。保存だけはしなくてはと直立不動で保存とシャットダウンだけ何とか済ませもうどうしようもないのでベッドにゆっくりと潜り込む。
そして朝。動けない。
軽度のプチぎっくり腰は何度かあったが、ここまで重症なのは会社員時代以来である。
自分が動けなければ収入は生まれない=ほぼニートである。
早くも個人事業主の洗礼を受けたが、安静になっていても収入が見込める何かもいずれ検討する必要があるかもしれない。
2024.1.17 本日開業届けを提出した。
開業日を1月1日としているので遡って今年の頭から無職ではなかった事になる。不思議。
さっそく帳簿と事業用現金、口座を用意。
帳簿付けは大した量じゃないが慣れるまでは時間がかかりそう。税理士とか経理は凄いな。節税するほど稼げないだろうという事で今のところ白色申告とした。2ヶ月以内ならば青色申告の申請は出来るが、複式簿記と大量の帳簿を管理できる気はまだしていない。
あとは初売り上げがいつになるのか。まぁ努力次第か。オーダーは多少入っているが、お金になるのはまだちょっと先そうだ。
そして屋号は「ワタナベセイサクジョ」度々出ているが、本当にこれで良かったのか…。まあ自分は慣れているので違和感は無い。何でも作ってきたし変な雰囲気もあるし自分らしいのではないだろうか。
次は会社員時代の置き土産の確定申告。還付されるのは確定しているので必ずやらねばならない。源泉徴収票等も保管しているので触った感じはそこまで難しくなさそうだし。
名刺も最低限必要になるだろうし、事業としての準備もまだ多い。頑張らねば。あと色んな人を頼ろう(笑)
昨日、今日と旋盤を回し、初となる「販売用」ボールペンを2本製作した。
標準的なクリックタイプのボールペンで樹種もメジャーなウォルナットとメープルとした。色も対極的で見映えも良い。
ウォルナットは垂直取りの難易度が高いが木目が映えるようにした。メープルはシンプルに平行。メープルはシンプルなのが良さだと今は思っている。形状はどちらも同じデザインとした。
仕上げはいつものCAコートポリッシュ。
どちらも販売するつもりで製作しているものの手放すのは惜しく感じてしまうが、自分の宝物を販売するくらいの気持ちがなければ買う人など現れないだろう。物作りでこの気持ちを失くなってしまったらきっと成功しない。
ケースはもう一工夫したいところだがまず販売することが大事。レーザーの加工手順の変更でコストダウンも成功したので今は及第点。
販売先を決めかねているが、テスト販売なので人が多い方がいいだろうか。それとも最終的に人を集めたい方で販売するべきか。
また、不完全な製品を寝かせておくのは大きなロスなので部品代だけでも回収する為理想的な完成度を100点として難アリはアウトレットとして正規品×点数%の値段で販売したいと考えている。なんならSNSでの抽選プレゼントでもいいかも。
まずは目を向けさせ、知られなければなければ売れない。
いよいよ無職の運命がここから始まる。
今年の仕事納め。とは言っても無職なのだが。
何度か見かけていた鏡餅を見様見真似で作ってみた。少なくても1年以上は使えると思うのでエコである。廃材なのでSDGsとも言える。
そして、年末にようやく大きな課題をクリアした↓
HDPEのリサイクルペンである。
色々な苦労があって今でも完璧とは言えないもののペンの形になったことは大きな一歩である。結局設備投資に何十万とかかっている。つまり現状は1本数十万のペン(笑)プレシャス(貴重な)プラスチックとはここまで貴重だったとは。もっと簡単なリサイクル方法を確立できなければ個人でこの活動が広まるとは思えない。
詳細は後日小出しにしていく予定。ここ1ヶ月ほどなんだかんだ忙しかった気がする。やっぱり師走は忙しいらしい。
その辺も後日書ければと思う。
今年は怒涛の変化があった1年と言っていいだろう。人生1とは言えないかも知れないがターニングポイントであることは間違いない。
体がいよいよ壊れて仕事を辞めて、色んな事をして、色んな人に出会って、色んな事が出来るようになった1年であった。
勿論出来なくなった事もあるけど差し引きでは大きくプラスになった1年だった。
来年はいよいよ開業届けを出して無職脱出を目指す。
今年は今までの生活の期末試験のような課題が多かった気がするが、来年は新しい知識が必要になる場面が多くなると予想している。勉強しなければ赤点では済まされない。金銭的にも精神的にも余裕は無くなるだろう。出来る準備は少しでも早く万全にしなければ。
と、気を引き締めた所で今年の締めとしたいと思う。
ちなみに今年何かを作って売ったという商売は0円である。全く稼げていない。
作った物はほとんどプレゼントである。商売人にはとことん向いてない(笑)
屋号が出来ればちゃんとお金を動かさねば。
現在預金は790万程。思ったより減ってはいないが、来年になればまたたくさんの税金が待っている。あっという間に資産は失くなっていく事を考えると不安しかない…。
何らかの理由で地中や水中に埋もれた木が長い年月を経て掘り起こされる事があるらしい。
それは石化して珪化木という宝石になったりもするが、それはちょっと削れそうにない気がする。
成分なのか圧力なのか詳しくは分からないが、成分が変性しているが、木の状態を留めている物は埋もれ木として銘木として扱われる。神代○○と呼ばれることもありロマンの塊である。
通常の状態と異なり色が元の木とは違うことが多い。灰色がかったようなものをよく見る。木目が黒く見えて独特な風合いである。
海に流された流木は白っぽくなることが多いがどういった変化なのだろう。
さて、そんな埋もれ木だが、以前から目にしており試しに買ってもいる。そこまで高くないし。
前回の投稿の戻るが、工房見学の際にお土産に頂いた中に埋もれ木があったのだ。
それを早速バンドソーでペンブランクに切ってみた。
この時に切った方向は木目に直角と平行。
まず直角。これはスピンドルワークとしては正しくない方向である。ただ木目がダイレクトに表面に出る。埋もれ木特有のハッキリとした木目を出してみたかった。
ここで満を持して新旋盤jetの1221vsの出番である。試運転や試し挽きはしていたもののペンは初めてである。
穴を開けて芯を通し、いざガウジを当てるとうーん、固い。
ガウジの研ぎ治具を使うようになって形状が変わったのもあるだろうし、スピンドルワークの桂剥き出来る繊維方向ではないのでスムーズでは無い。仕方なく超硬チップに持ち変えて削っていく。おおよそ角が落ちたところでガウジに持ち変える。そこで少し力が入ったのだろう。もしかしたら軽いキャッチだったかも知れない。
端が欠けた。
何度経験しても結構ショックな瞬間である。今までの作業+材料が無駄になる瞬間である。
ただ、無駄にしてはいけない。何故なのかを追求してみる。
材料なのか、バイトなのか、回転速度なのか、技術なのか。ぱっと思い浮かぶのはその辺りか。
欠けたまま更に削っていくとどんどん欠ける。木目の関係で割れやすいのは承知の上だがそれでも簡単に割れる。
ではバイトを再度超硬に持ち変えるが結果は変わらず。
径が細くなるにつれて割れているので、回転速度を上げて周速度を上げて見るがやっぱり割れる。
と、削っていくうちに遂には真鍮の芯から全ての材料が剥がれ落ちる。
結局原因は分からなかったものの芯は再利用できそうなので、サンディングして次は木目に平行な材を通す。
正直平行の木目ならば楽に削れると舐めてかかっていた。同じような径の段階で、真っ二つに割れた(笑)
笑うしかない初めての経験だった。
ここで、破片に接着剤があまりついていないように感じた。そもそも木材がきれいに全部剥がれるなんて普通ではないのでは?
真鍮側は削らないと取れない。ゼリー状を使って接着していたがそれが良くなかったか?古いのもあるが少なくとも固まってはいる。
サラサラな方が接着強度は高いかもしれないと学びを得た。埋もれ木の成分の関係で接着がしずらい可能性もある。エポキシの使用も視野に入れよう。
という訳で埋もれ木ペンは完成に至らなかったものの新たな改善点が見つかったかもという話。
そして埋もれ木そのものの割れやすさはやはりあるのかも知れない。しかし木目は素晴らしい。
幸いなことに、この問題の解決法を私は知っている。
たくさんのハードルはあるが素晴らしいペンが完成した、もしくは目論見が失敗した時にはまた記事にしようと思う。
成功した暁には、可能性は大きく広がっていることは明白なので、多少の出費は投資は思って耐えねばなるまい。