IPA(145g)に対して水が150gぐらい入ってしまったが概ね50%として、PP,PEを浮かべてみたところ、想定通りPPは浮き、PEは沈む結果となった。素晴らしい。
ただ、PEは全然浮かないのに対して、PPは少し沈む事がある。シュレッダーしない場合は特に顕著に感じる。
PPをはっきりと浮かせたいのであれば、もう少し水を足せば比重が上がって浮きやすくなるはずである。ただし入れすぎるとPEも浮くので慎重に。
ペットボトルキャップに関してはお茶などの温かい状態で売るキャップはPEであるらしい、炭酸は浮いたように感じたが不確定。
リストができればだいぶ条件が分かりそうなので、いずれ備忘録として記録を残したいと思う。
問題は金切りばさみでは大まかに切ることも現状は厳しかった。せめて倍力機構が必要か。
また、PEの広口瓶に50%IPAを入れてテストをしているが、どうせなら横から見たい。テスト用にはガラスの容器が適しているかもしれない。
またハーバリウム用の長いピンセットがあったので、テストピースを取ることは問題ないが、毎回取っていると揮発やピンセットや試料に付着してどんどん減っていくのではとの懸念が。
まあ安いからそこまで負担ではないのだけれど。IPAにして良かった。
シュレッダーに関しては、紙用シュレッダーを分解、刃の位置やスペーサーを調整、一部自作し両軸をメガネレンチで回すことで、キャップの破砕が確認できた。これは大きな一歩である。
まだシュレッダー部分しかないので、このあとは上部と下部の筐体について考える必要がある。運よく?軸が14の六角軸だったのでボックスレンチ+Lハンドル&延長だともっと楽に破砕できるかもしれない。
ただ、左右にハンドルが回るスペースが必要な関係上、左右に筐体スペースをあまり広げられないためバランスや筐体の制作自体が難しい。
そして、溶融に関してはIHヒーターの活用も検討している。試しに中古の安いIHヒーターを買ってきた。金型ごと高温に温めてしまえばという力こそ正義的な考え方だが、どうなることか。
自作も可能らしいが、10KHzを超える高周波で50Wを超えると電波法の問題が出てくるため実現は難しいのかもしれない。
素直にマイカヒーター+制御装置だろうかとも思っているものの、できるだけシンプルにしたいという欲は抑えられない。最初に考えていた温度調整が不要なPTCヒーターでは少し火力が弱いかもしれない。