無色の日記

無職開始の記録。

無色の日記43

地元のイベントで木工作家等のグループの展示販売会があったので見学に行ってきた。

想像以上にレベルが高く、まじまじと観察していたら運よく声をかけて頂き、そのまま工房見学の約束まで取り付けることが出来た。しかも4名。

最終日だったこともあり撤収の手伝いもしてきたり久々に体を動かした(仕事していた頃に比べれば1/10くらいの作業量)

早速明日同じ市内の作家さんの工房にお邪魔する。木工旋盤ではなく完全な轆轤(ろくろ)による皿や器づくりを主体としており楽しみでならない。撮影もさせて貰えたら今後の創作の幅は大きく広がるだろう。

ちなみに自分も器づくりを見様見真似でやってみたことはあるが、ペンターニングの30倍くらいは難しい。当然刃物も違うし、回転速度もかなり違う。まして堅い広葉樹で綺麗に仕上げてあるので技術の差は雲泥の差であると言ってよい。失敗するともはや事故レベルの激しいキャッチが起こるので結構怖い印象もある。あと材料代が高い(笑)

 

展示会でオスモカラーのクリアを使っているよと聞いた作家さんがかなり親身になってくれたのだが、いずれちょっと遠征になるがそちらの方にもぜひ足を運びたい。旋盤ではなく木工作家だが、デザインや丁寧さはとても勉強になるところがある。

 

しかし趣味であったり、お仕事であったり様々ではあるが、たくさんの人が木工作家として身の周りで活躍しているとは。いずれは仲間でありライバルである。自分も認められるような作品が作れるよう精進せねば。

気温も落ち着いてきたのでそろそろ本格的に工房で作業が出来る、、、はず。

腕の状態は6分といったところ。

リハビリがてら親戚の中学生にメープルのシャープペンと、会社の元部下にパレット材(ウリン?)ボールペンを作ったが、ボールペンは失敗気味。すまん。

まだ1日2本しか作れないがいずれ本数は増えるのだろうか。

また、1本目のシャープペンは製作過程を撮影もしてみた。固定式ではうまく映せず、ヘッドマウント式のウェアラブルカメラを使ったが酔うかもしれない。また、わちゃわちゃしてる感がそのまま映っているので見返すのも気が重い。編集したら使える部分がちゃんと残るのかも怪しいところ。まあ、難しいと分かったのは収穫である。

 

また、鹿の角を加工したいとの話でとりあえず手持ちの角をのこぎりで切断してみたがくさい。結構古いから大丈夫かと思ったがくさい。重曹で煮るといいらしいが大きいのはそのまま煮れないだろうし細かく切る時くさいだろうなぁ。鹿の角は難題が多い。