モールステーパー、主軸やテールのテーパー規格である。卓上木工旋盤はMT2であることが多い。
鉄工旋盤でテーパー削りを画策した事もあるが失敗した。技術と設備不足である。
ペンを組み立てる際にクイックレバークランプで組むことが多いのだが、最後まで締まらずクリップが遊ぶことがある。
そういう時は旋盤を使ってテールストックを使って締め付けてやれば良い。
このセッッティングが地味にめんどくさい。
なので木をMT2のテーパーに削ってみる。
そうすればセッティングは主軸とテールに挿すだけで完了である。
テーパーは60mmの長さをΦ18~15mmに削ればよい。かなり大まかだが大体でも固定できる。なんなら削りすぎて瞬間接着剤で誤魔化してもなんとかなる。本来は厳密な値があるが木だからこそそれなりに馴染むのだろう。
とりあえず次回使ってみて問題なければ他の治具を作る事も検討しよう。傘型センターとか。
プレス治具自体は力が掛かるので割れ防止に真鍮のバンドを巻いておくといいかもしれない。