無色の日記

無職開始の記録。

無色の日記48 ペンマンドレル2

Φ6.25の長さ200mmの丸棒作ってとプロに頼んだが断られた。

仕方ないので自分で作る。長さはいいとして、径の誤差は±0.02mm程度までに抑えたい。

 

都合よく材料の中にΦ7の丸棒があったので卓上旋盤でとりあえず0.5削って6.5まで削ってみると、長さの影響か旋盤自体の平行が出てないのかヘッド側が0.2程度しか削れていない。テール側は6.5だったのでテーパーに削れている。次に0.2削って6.3を目指すが、やはりヘッド側はあまり削れていない。

仕方ないので途中からバイトを入れて少しずつ削っていき、結局数値上5.9mmまで削る。これでガタガタながら凡そ6.3の丸棒が出来た。ここまでで2時間くらいか。

ここからは実際のパイプに合わせ棒ヤスリで削っていく。ここから更に1時間慎重に削っていく。パイプが端から端まで通るようになったら紙やすり等で整えておしまい。

大体6.25~6.27の辺りに数値が収まったので完成とする。パイプも遊びなくスムーズに通る。

素晴らしい旋盤があれば送り2回で6.25にピタッと合ったのかも知れないが、素人故に、泥臭く採算度外視の時間をかけても許される。

以前のマンドレルを制作した際に6.15の丸棒を削った時はこんなテーパには削れなかったので何が悪かったのだろう。検証する体力は残っていないので後日。

 

なんにせよこれでペンの偏芯問題が解決するといいなぁ。引き続きブッシュや回転センターの修正も必要になるが、マンドレルの心棒に比べれば些細な問題なはず。

 

いつか見返してこのマンドレルはこの時に作ったんだなと思う為の備忘録。