無色の日記

無職開始の記録。

無色の日記61 タモの波杢

タモの波杢

地元の材木屋さんでタモの波杢を見つけたので衝動買い。ワタナベセイサクジョにしては高級品である。

大きさは540x85~60x24。20角に切ってペンブランク12本+α。珍しく金具より材が高いペンになる予定。

過去に端材を貰いペンにした所、とても素晴らしいペンに仕上がったので普段から持ち歩いている。こんなの作ってます~と言うにはとても反応が良く都合がいい。

 

今日は販売用のペンの撮影を試行錯誤してみたが、納得のいく撮影には至らなかった。正直撮影を甘く見ていた。安価な撮影ブースでも今までより格段に良くなったのだが、せっかくのウォールナットの木目がいまいち映らない。濃い木地+コーティングされた表面の光沢と金属光沢をバランスよく収めるには撮影技術の向上が課題となる。販売への道のりは険しい…。

また、ライトを当てることで見える歪みも判明し、サンディングの難しさを痛感する。木目の堅さで削れ具合が違うのは分かっていたが丁度正面に組んでしまったのは写真写り的によろしくない。触っても分からないレベルなんだけどなぁ。

 

明日からは気温が上がるそうなので、引きこもってペンを作る予定。

市販品の製図用シャープペン等も何本か購入してきたので、モノグラフで惨敗した木軸化の試作も引き続き続けていこうと思う。ステッドラーのシャープペンも廉価な物があり個人的にはこの辺で作れると普段使いに丁度いいと思う。

モノグラフfineをバラす資金的、精神的余裕はまだ無い。